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ご報告「金峯山寺・蔵王権現特別御開帳への巫女舞奉納」

令和7年年11月25日、紅葉に染まる奈良・吉野の霊峰。修験道の根本道場として名高い世界遺産・金峯山寺において、秘仏「金剛蔵王大権現」の特別御開帳が執り行われました。
この稀有なる勝縁に際し、当協会が育成した巫女22名が、奉納舞「とこしえの舞」を捧げる大役を仰せつかりました。

古来、神仏習合の精神が息づき、険しき山岳信仰の象徴として仰がれてきた蔵王権現。その圧倒的な御神威が満ちる蔵王堂内にて、厳粛な法要の調べとともに巫女たちによる「とこしえの舞」が奉演されました。「とこしえの舞」は、本来2025年大阪・関西万博という国際舞台に向けて創作された奉納舞ですが、この地で捧げられた舞には、万博への歩みを含むこれまでの活動に対する「報告」と「感謝」、そして未来への「祈念」の想いが深く込められました。

堂内に満ちる凛とした空気の中、巫女たちのしなやかな動きと装束の翻る音が、千年の時を刻む巨木や仏像と共鳴し、目に見えない精神文化を鮮やかに体現していきます。
参拝者の皆様と共有したあの静謐な祈りの時間は、舞が単なる演目や表現の域を超え、神仏と人とを繋ぐ慈しみそのものであることを改めて実感させるものでした。
万博という「動」の舞台を経て、吉野という信仰の「根」へと結実したこのご縁。これからも巫女舞を通じて、日本人が古来より大切にしてきた「祈り」の形を世界へ、そして未来へと正しく伝承してまいります。吉野の山々に響き渡ったこのとこしえの祈りが、皆さまの心に静かな平穏をもたらし、豊かな文化の循環へと繋がることを心より願っております。

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